『黎明国花伝』（全３巻）

『黎明国花伝星読の姉妹』

代々、日輪の巫女が女王（おおきみ）として国を治める黎明国―― 王女でありながら自ら運命を棄て『辺境の女将軍』と呼ばれるようになった姉と、生まれたことを秘され、流浪の身で姉を助ける薬師の妹の物語。

第３回富士見ラノベ文芸大賞・審査員特別賞作。

黎明国女王位の正統なる継承者が山越国にあり——スウェンが女王に即位し二ヶ月、諸国に届いた密書が黎明国を混乱に陥れる……新女王・スウェンの決断とは!? 王女たちの運命を描いたグランドロマン、続編登場!

姉妹が国を担うようになり、８年が過ぎていた。ルシェの生んだ娘・イーリアと、前女王の血を受け継ぐ前十娘・エジカ。

同じく赤い髪を持つ二人の娘たちが選ぶ自らの道とは？花の痣を持つ美しい王女たちが導く未来は？大河ロマン、完結巻。

表紙イラストは、伊藤明十先生に美しくドラマチックに仕上げていただきました。

タイトルのグラデーションが綺麗です。

スウェンとルシェ。運命を背負った姉妹の激動のドラマをお楽しみいただけたら幸いです。